月経がある女性に不可欠な鉄分の吸収をよくする栄養素

鉄分は閉経前の女性では約9割足りない栄養素です。
鉄分不足と貧血の関係性は有名(赤血球のヘモグロビン合成に鉄分は必要)ですが、鉄分が足りないと甘いものがほしくなり、ダイエットにも関わります。

鉄分は主にヘム鉄と非ヘム鉄に分けられます。両方とも体内への吸収率が低く、お肉(特にレバー)やお魚に多く含まれるヘム鉄は約20%前後、豆類や海藻類など植物性食品に含まれる非ヘム鉄は約5%という吸収率の低さです。

鉄分の吸収を高めるためには、ビタミンCとクエン酸、そしてたんぱく質が必要不可欠な栄養素です。さらに、ビタミンB12(鮭やカキなど)、葉酸(緑黄色野菜など)、銅(レバー、大豆製品など)も吸収を促進させてくれます。

逆に、コーヒーやウーロン茶は、鉄分の吸収を妨げてしまうタンニンを含むため、食事中と直後はオススメではありません。玄米や加工食品に多く含まれる添加物(リン酸塩)も吸収を悪くします。

月経がある女性では、特に意識してください。
そして専門機関でフェリチン量を測定してもらい、明らかに足りない場合には、サプリメントで補うことも考慮してほしいところですね。

くびれ美人代表 畑紀寿

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