「毎日歩いているのに全然痩せない…」「足太いまんま…」ということはないですか?
痩せないのには、理由があります。その理由を大きく2つに分けて説明していきます。
【摂取と消費のバランス】
ダイエットの大原則として、〈摂取と消費のバランス〉を〈負〉にしていく必要があります。
すなわち、消費カロリーを摂取カロリーよりも増やしていくことで、体重が落ちてきます。痩せてきます。
歩いても体重が減らない方では、単純にこのバランスが整っていないということ。歩いた消費カロリーよりも1日トータルで計算すると、まだ摂取カロリーがマイナスになりきってないということです。
ご自身の1日の行動、動いている量、たべる量を確認してみましょう。消費を摂取よりも高めていくことで、体重は減ります。
しかし、体重が落ちても、筋肉の低下が高いとリバウンドしやすいため、体重を落とすというよりは、体脂肪を優先的に落とせるように対策をして、その上で消費を摂取よりも高めていくということがポイントになります。
では、体脂肪を優先的に落とす対策はどのようにしたらよいのでしょうか?
筋トレを取り入れる
歩くこと自体は有酸素運動であり、消費カロリーを高めることはできますが、筋肉量増大は高くはありません。
体脂肪を優先的に落とすためには、筋肉を落とさないこと、できれば筋肉をつけることが大切です。筋肉が落ちると代謝が落ちて、消費カロリー自体が少なくなってきて、痩せにくくなるかやです。
筋肉をつけたり、落とさないようにするためには、筋トレを取り入れることが必要不可欠です。
姿勢を整えるインナーマッスル、消費エネルギーが高いアウターマッスル、大きな筋肉を鍛えていきましょう。インナーマッスルで、姿勢を整えることで、換気効率が高くなり消費カロリー増大につながります。
過剰に体重を落とさない
どんなに筋トレをいれていても、一気に過剰に体重を落とそうとすると、確実に筋肉も落ちます。
アメリカのスポーツ医学会の研究データでは、〈1ヶ月に体重の4%以上〉を落とすと、確実に筋肉も低下したというものがありますが、私の経験的には3%以内に留めておいてほしいです。
https://youtu.be/cGzS5_H1VSU
↑詳しくはこちらをご覧ください。
歩くだけでなく、筋トレを併用し、その中でバランスよく消費カロリー優位にしていきましょう。
【歩き方が悪い】
歩いて消費カロリーを増やして体重と体脂肪は落ちても、歩き方が不良だと、下半身がパンパンになり、足の太さは全く変わらなかったり、逆に太くなることすらあります。
では、足が太くならない正しい歩き方の会得にはどのようにしたらよいのかを述べていきます。
足は上半身を運ぶもの
歩いても足が痩せない方では、筋肉で太くなったしまっています。
理由は、〈足が頑張り過ぎている〉のです。
足が上半身を支えながら、なおかつ前方に運んでいるという現象になっています。
その理由としては、〈体幹の安定性、しなやかさ〉の低下があり、そのせいで足が上半身を支えてしまっているのです。
本来ならば、上半身は特に腹筋と背筋のインナーマッスルで支えて、背骨のしなやかな動きを使いながら、〈足が上半身を運ぶ〉ようにならないといけません。
詳しくはこちらをご覧ください→https://youtu.be/RMw3EpXZSeA
本日は歩いているのに痩せない方に向けて書いてみました。
大原則は、摂取と消費カロリーのバランスですが、歩き方も意識することで、足痩せも叶うようになりますよ。
くびれ美人代表 畑紀寿