筋肉の成長には筋肉痛がないといけないのか?

「トレーニングの次の日には筋肉痛こないといけないですか?」お客様からよく聞かれるご質問です。

結論は、〈筋肉痛がこなくても筋肉は成長する〉ということです。
筋肉痛のメカニズムとしては、筋トレによる刺激によって筋肉が炎症を起こし、ブラジキニンなどのキニン類がその筋肉に集まることで痛みを起こします。
ブラジキニンなどの発痛物質がたくさん集まることと、筋肉の成長は相関があるというわけではなく、発痛物質が少なくても刺激を与えることで、筋肉は成長することが研究で分かっています。

しかし、筋トレをすれば筋肉は成長するというわけではありません。
筋肉を成長させるためには、筋肉痛は必要不可欠なものではないですが、筋肉への刺激をある程度高く入れる必要があります。

では、「どの程度なら成長するのか?」ですが、簡単に言うと〈少しキツイ負荷〉設定を目標にしてみてください。現状のあなたが楽々できるトレーニングプログラムであれば、筋トレしても筋肉は成長しにくいです。

例えば、腕立て伏せで上半身の筋肉を成長させたいならば、少し難しい回数にトライする、通常よりも速度をゆっくりおこなう、誰かに上から軽く押してもらうなど、刺激を変えるとキツくなります。

全力で筋トレをする必要はありません。100%の力を出さなくても筋肉は成長するのです。私はベンチプレスのMAXは115kgくらいですが、80kgを10回5セットして筋肉を成長させることもあります。

要約すると、筋肉痛がこなくても筋肉は成長するということです。

くびれ美人代表 畑紀寿

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