筋肉をつけたから疲れにくいカラダになるわけではない

「筋肉をつけたら毎日が楽になりますか?」とのご質問を受けました。加齢に伴い、疲労が溜まりやすくなったとの声はよく聞きますが、この質問はどうなのかを今日は書いていきたいと思います。

ウォーキングなどのオーソドックスな有酸素運動ではなく、筋トレをおこなうと筋肉はつきます。
筋肉がつくと代謝が上がるため、痩せやすいカラダにはなりますが、それと疲れにくいカラダはイコールではないんです。

〈筋肉がついても、それが重力環境下で過ごす人間が、日常やスポーツで機能的につながって働かせることができないと、疲労度合いは変わらないか逆に疲れやすくなる〉

↑これが答えです。
例えば、筋トレマシンで胸だけ、足を鍛えて筋肉量が上がったとしても、歩く時に股関節と膝、足首が体幹と協調よく動かないと増えた筋肉が重りになり、疲れてきます。
足首に負荷を巻いて歩く、ダンベルを持って歩くと疲れますよね。使えない筋肉はそのようになります。

〈疲れにくいカラダ作り〉という目的では、重力に対抗できるカラダ、そして日常生活で多い動作(歩く、椅子から立つ、スポーツ動作など)を分析して、その動作をおこなう上で、どのようにカラダを繋げて動かすかを習得することの方が重要になります。

ただ、漠然と筋肉を鍛えるだけでは、よくない結果を招くことがあるということを理解しましょう。

くびれ美人代表 畑紀寿

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