今日は「筋肉痛があっても筋トレしてもよいの?」という質問にお応えしたいと思います。
結論から述べると、〈筋肉痛がある時は避けたほうがよい〉です。
筋肉はトレーニングによって部分破壊され、回復することで以前の筋肉よりも強く、量を増やそうとします。(トレーニング初心者の方では、トレーニング初期の向上は、カラダの使い方や神経系の適応などによるもので、量はその後に伸びやすい)
回復している最中に筋トレをおこなっても、さらなる超回復は期待されず、逆に伸びが小さくなります。
筋肉トレーニングの基本としては、現状よりも少し強い刺激を入れると筋肉がつきやすくなるのですが、筋肉痛がある状態では、通常の筋出力を出すことができません。
ただ、〈アクティブレスト〉と言って、筋肉痛からの回復を促進させるために、軽く筋肉を動かして血流増進による老廃物や疲労物質を流し出すという狙いならよいです。その場合、すこぶる軽い負荷で、ゆっくりと筋肉を動かしてください。
上級者は毎日筋トレをしていますが、部位を分けているのでそれが可能となります。月曜日は胸、火曜日は背中、水曜日は下半身と分けでいますが、同じ部位の回復期間はきちんととっているのです。
ご参考になれれば嬉しいです。
くびれ美人代表 畑紀寿