「ウエスト細くするためには、やっぱり腹筋鍛えないといけないですよね？」たまにご質問をいただく内容です。
答えとしては、そもそも今の体脂肪量、そして姿勢及び骨格によって変わります。
もし現在あなたの体脂肪が多く、体脂肪を減らすことでウエストを細くしたいと考えているならば、腹筋の選択的トレーニング(上体起こし腹筋、レッグレイズなど)よりもスクワットやランジ、デッドリフトなどの大きな運動を選んだほうが、体脂肪を燃やすことができます。
スクワットなどの大きな運動は、複数の筋肉を動員するため、消費エネルギーが高いんです。姿勢を保つために、インナーマッスルも動員します。
もし現在あなたが体脂肪率がそんなに高くなく、ウエストが太く感じるならば、姿勢の影響が大きいです。
腰が反りおなかがぽっこりと前に出る姿勢(スウェイバック姿勢と呼びます)では、股関節、腹部周りの筋力が弱かったりバランスが悪いことが多く、ウエストが太く感じてしまいます。そのような要因の場合には、腹筋インナーマッスルトレーニングは、ウエストダイエットに効果的と言えるでしょう。
ほかの理由としては、両側の肋骨が開いている(リブフレア)ケースが考えられます。体脂肪ではなく、骨格で太く見えてしまっているということです。
このリブフレアの改善には、これまでこのブログやYouTubeなどで解説していますので、気になる方は見ていただけたらと思います。
要約すると、腹筋トレがウエストダイエットに効果的である場合もあれば、効率的ではない場合もあるということですね。
くびれ美人代表 畑紀寿
