「腹筋トレーニングは、メイントレーニングの前?それとも後?」本日いただきましたこの内容について書いていきたいと思います。
まずはメイントレーニングすなわち、どこを1番メインに鍛えたいのか、そのメイントレーニングの目標が何かによります。
そして、もう1つ!そのメイントレーニングでの〈腹筋の関与〉です。
ここを見逃してはいけません。
例えば、腹筋を1番鍛えたいならば、疲弊してない最初に腹筋を持ってくることをオススメします。これは分かりやすいですね。
では、スクワットやデッドリフトで足やお尻、背中に筋肉をつけたい場合はどうなのか?
これは先ほどの〈腹筋の関与〉を考えないといけません。
足や背中を鍛えることがメインなので、腹筋は最初にやってはないけないと通常は考えがちですが、足やお尻、背中の筋肉は大部分が骨盤と背骨に付着することが多いです。
骨盤と背骨を安定させる役割があるのが、主に腹筋です。
この安定性に関わる腹筋が弱かったり、刺激が入っていないと、スクワットやデッドリフトで大きな力を出しにくくなり、目的とする足や背中への負荷を上げにくくなるんです。
でも腹筋トレーニングをやり過ぎると、疲弊してしまい、それもメイントレーニングに悪影響が出ます。
ではどうしたらよいのか?
畑のオススメは、腹部から腰部の安定性に関わる腹筋トレーニング(プランクやサイドプランク、DNSなど)をメイントレーニング前に2~3種目、比較的軽い負荷で刺激をいれる程度で取り入れることです。
このような量であれば、疲弊感はほぼなく骨盤と背骨の安定性がアップし、メイントレーニングが良い状態となります。
このメイントレーニングが終わった後、腹筋の選択的トレーニングは最後に持ってくることで、腹筋の疲弊をほかのトレーニングの関与に関わらせずにできます。
要約すると、〈腹部安定性向上のための腹筋トレーニング→メイントレーニング→最後にレッグレイズやクランチ〉が好ましいと言えます。
南青山のパーソナルトレーニングジム くびれ美人代表 畑紀寿