褐色脂肪細胞が多い部分

人間の脂肪細胞には、大きく分けて2種類あります。
〈白色脂肪細胞〉と〈褐色脂肪細胞〉の2種類です。

〈白色脂肪細胞〉とは、体内の余分なカロリーを体脂肪として蓄積させ、いざというときに内臓(内臓脂肪)や皮下(皮下脂肪)に蓄えています。

対して、〈褐色脂肪細胞〉とは、反対に体脂肪を燃焼させてくれるダイエッターにとっては嬉しい細胞です。
冬の寒い時期など、熱を産み出す脂肪細胞は、褐色脂肪細胞となります。

すなわち体脂肪を減らしたい方にとっては、褐色脂肪細胞を活性化させる必要があるわけですが、この褐色脂肪細胞は加齢に伴い、細胞自体の数が少なくなりつつ、1つ1つの細胞の活性化も小さくなります。

何もメンテナンスしていないと、どんどん褐色脂肪細胞が活動しにくくなるということですね。

この褐色脂肪細胞は、全身にバランスよく分布しているのではなく、〈肩甲骨周り〉〈首〉〈わき〉〈腰〉に相対的に多く存在しています。

そう!カラダの後面に多くあるということですね。
 
私のオススメは2つで、まずは骨盤から上を一緒に鍛えることができるエクササイズを選択していくことです。デッドリフト、ベントオーバーローなどが挙げられます。

↑何も道具がなくても、片足で手を横に広げて、このようにデッドリフト姿勢を取るエクササイズも有効です。

そして、もう1つは肩甲骨を動かすことです。
ジムにほぼあるといっても過言ではない〈ラットプルマシン〉や〈ロウイングマシン〉、筋トレ初心者の女性では、ペットボトルでロウイングをおこなって肩甲骨を背骨に寄せたり引き離したりすることが挙げられます。

わき、首周りの筋肉も肩甲骨に付着する筋肉が多いため、腕ではなく肩甲骨を動かす意識を持つことが大切です。

褐色脂肪細胞を活性化して、体脂肪をエネルギーに変えやすい体質にしていきましょう。

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くびれ美人代表 畑紀寿

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