褐色脂肪細胞とUCP

リバウンドしないダイエットのためには、背中、特に左右の肩甲骨間、わき(大円筋辺り)、腰の筋肉を鍛えていくことが1つのポイントです。

全身の筋トレをして筋肉量を上げることは、代謝アップし1日の消費エネルギーを上げることに役立ち、それだけでもダイエット効果は高まります。ですが、それに加えて背中の筋肉を鍛えていくことは、さらに太りにくいカラダ作りとなります。

その理由が、褐色脂肪細胞にあるUCPです。
UCPは、脱共役たんぱく質という意味で、その名の通り共役(2つの物質がお互いに関わること)を脱却するたんぱく質です。
この2つとは、水素イオンの濃度勾配と生体のエネルギー通貨であるATPの合成のことで、その2つを阻害する役割が脱共役たんぱく質ということです。

では、UCLはATP合成を妨げ、どうするのか?ですが、〈熱〉を生み出します。カラダがポカポカする、赤ちゃんは温かかったりしますが、そのような熱を生み出すことに関わります。

体温が高くなると、免疫力が上がるだけでなく、代謝がさらに上がるために、ダイエット効果が増します。
このUCLが多く分布しているのが、褐色脂肪細胞なんです。よって褐色脂肪細胞が多く分布している部位を動かすことは、体温を高くする効果があります。

ダイエッターには、左右の肩甲骨間、わき、腰の部分を鍛えるトレーニングを畑はオススメするのは、そういう理由があります。

南青山のパーソナルトレーニングジム くびれ美人代表 畑紀寿

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