「プロテイン、畑さん１日何回飲まれていますか？」たまに、いやしばしば聞かれるご質問です。
畑は、「基本的にはトレーニング後のみです。」とお答えしています。プロテインとはたんぱく質の意味ですが、この質問のプロテインとはプロテインパウダーのことです。
プロテインパウダーと食事によって得られるたんぱく質との最大の違いは、〈吸収速度〉です。もちろん、手軽さなどすぐにたんぱく質を得られるというメリットがありますが、最大の特徴は体内に入る速度が高い、速いということですね。
普段の生活では、たんぱく質は内臓や髪の毛、爪など色々な部分に行き渡りますが、〈トレーニング後30分は、優先的に筋肉にたんぱく質が行き渡ります〉。そのため吸収が速いプロテインパウダーを取り入れることで、筋肉がつきやすくなります。
しかし、普段の生活では、ほかの部分にも行き渡るため、プロテインパウダーよりも個人的には、食事で摂取する(卵やお肉、魚など)たんぱく質を推奨しています。
プロテインパウダーは、吸収が速いため、血中アミノ酸濃度が急上昇しやすく、肝臓、腎臓に少し負担をかけます。(ただラットの研究でそれは有名ですが、人間の研究ではデータが足りていません)
よって、1日1回程度のプロテインパウダー摂取は問題ないですが、1日3回など食事の代用も兼ねるというのは、個人差があれ内臓の負担をかけるという意味で慎重になるべきです。
要約すると、プロテインパウダーは主にトレーニング後、昼間と夜の間食などにたまに使う程度がよいということです。
くびれ美人代表 畑紀寿
