POFとボディメイク

ボディメイクとPOFは関連があります。
POFとは、〈Positions Of Flexion〉の略で、翻訳すると〈屈曲の位置〉となりますが、トレーニングでは伸展や外転などの動きがあるため、〈関節の位置〉と覚えておくとよいでしょう。

POFがどうボディメイクに関わるのかと述べると、同じ筋肉を鍛えるエクササイズでも、関節の位置、すなわち〈筋肉の長さによって効果が変わってくる〉ということなんです。



↑例えば、内ももを鍛えるエクササイズでも、1番上のワイドスクワットでは、内ももの筋肉が伸びた状態で強く働きます。このスクワットのような、筋肉のストレッチを効かしたエクササイズ種目は、筋肉の肥大を狙う場合に有効です。

2つ目のバランスボール上でのサイドプランクでは、筋肉の長さは長くも短くもなってなく、静止張でのエクササイズとなります。このような静止張でのエクササイズは、先ほどのワイドスクワットのようなストレッチ種目とこれからご紹介するコントラクト種目の間の効果となります。

1番下の下側になった足を引き上げるエクササイズでは、同じ内ももの筋肉でも、筋肉を縮めた状態でのエクササイズとなり、これをコントラクト種目と呼びます。
このコントラクト種目は、筋肉の引き締めに効果的で、「筋肉の肥大はしたくないけど、筋肉の質感はほしい」という方にオススメです。

要約すると、筋肉のボリュームがほしい方は、ストレッチ種目をメインにし、ボリュームよりも引き締めたい場合には、コントラクト種目を意識するということです。

二の腕を太くしたい男性は、ライイングトライセプスエクステンションを、引き締めたい女性はキックバックがオススメですね。

ご参考になれれば、嬉しいです。

くびれ美人代表 畑紀寿

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