メジャースポーツのほとんどが、そのスポーツ技術が必要不可欠であり、その技術ばかりの向上を目指す場合がありますが、フィジカルとメンタルが向上すると明らかに全体のパフォーマンスが上がります。
例えば、サッカーなら同じ技術とセンスなら、フィジカル能力(スプリント、方向転換能力、ジャンプなど)が絶対によいです。「イニエスタはそんなに足早くないじゃん」っていう人いそうですが、イニエスタ選手が同じ技術とセンスでフィジカルさらに高いと、バロンドール取ってるかもしれないですよね。日本代表が30
mダッシュ0.1秒速くなるだけで、世界との差は小さくなります。
日本人は100mで9秒台出していたり、根本のフィジカル能力は低くないと私は思っています。そんなポテンシャルがあるのにも関わらず、フィジカルを上げようとしていなかったり、上げ方を勉強していなかったりします。
大人になってからでも遅くはないですが、スポーツ技術同様、フィジカル能力も底辺の技術があるんです。筋肉を1つ1つ鍛えるようなウエイトトレーニングではなく、走り方、カラダの協調性などのフィジカル能力は小さい頃から会得しておくと、大きくなってからの伸びが、それをしていない選手よりも圧倒的に早いです。
↑フィジカル能力を細かく分解していくと、こんなトレーニングもフィジカルを上げるのに必要になります。ちなみに、私の子供はこれを初めてでもキャッチしました。元々の能力とかじゃなくて、ほかのフィジカルトレーニングが活きているからです。
「サッカーに必要ないというじゃん」という人は、本当のフィジカルを分かっていないでしょう。笑
スポーツスキルとフィジカルをセットに考えてみてくださいね。
くびれ美人代表 畑紀寿