ヒップアップのポイントの1つに、【股関節のはまり】が挙げられます。
股関節を構成する、大腿骨頭と骨盤の受け皿がきちんと適合していないと、ヒップアップエクササイズをしてもヒップに効果的に刺激が入らずに太もも周りの筋肉で代償してしまうのです。太もも代償機構は、太もも筋肉太りの要因ともなります。
ヒップアップエクササイズ時に、大腿骨頭が骨盤の受け皿に適切に当たった状態を作るためには、股関節周りの筋肉のバランスを整えること、そして股関節を跨ぐインナーマッスルを鍛えることがポイントになります。
特に後者の股関節インナーマッスルを鍛えると、骨盤の受け皿に対して大腿骨頭が求心的に働き、股関節の適切なはまりを促進してくれます。
↑こちらの動画は、股関節インナーマッスルの1つ、【梨状筋】エクササイズをご紹介しています。
インナーマッスルトレーニングは、低負荷で高回数(15~20回)をおこなうと良いです。
梨状筋エクササイズがきちんとできれば、ヒップ深部からアツくなる感覚が出てきます。
このようなヒップインナーマッスル(前面、後面、側面にあります)をバランスよく鍛えることで、骨盤の受け皿に大腿骨頭がきちんとはまり、股関節の機能向上につながります。
この機能向上した状態で、アウターのヒップアップエクササイズを入れていくと、太もも裏側で代償せずにヒップにグッと効いてくる感覚が向上します。
くびれ美人代表 畑紀寿