ダイエットは、食事の見直し、筋トレ、有酸素運動以外にも大切なポイントがあります。
その1つが、〈睡眠〉です。
睡眠の量と質はダイエットに関わります。
今日は医学的研究データとともに、〈睡眠とダイエットの相関〉について書いていきますね。
【満腹ホルモンと空腹ホルモン、成長ホルモン】
就寝前にどれだけ副交感神経優位にできるかということも睡眠の質を高めるためには、重要な要素になりますが、今回は睡眠の量的なもの、そして就寝開始時間によって、ホルモン分泌の質の違い、量が異なることを書いていきます。
グレリンとレプチン
アメリカのコロンビア大学が、睡眠時間の量とホルモンとの関係性について、研究を発表しました。
この研究によると、睡眠時間が短い(4~5時間)と空腹ホルモンである〈グレリン〉というホルモン分泌が高まるというのです。
この〈グレリン〉は胃から作られるホルモンで、食欲を増すことに深く関わります。特に、お菓子など甘いものに手が伸びてしまいがちです。
すなわち、睡眠不足だと、食べ過ぎてしまうということ。睡眠が少ないと体力回復が相対的に低下してしまうために、食べて体力を補うという意味でも頷けますね。
逆に、睡眠時間が確保(6~7時間)されている群では、グレリンの発生が小さく、満腹ホルモンである〈レプチン〉がより多く分泌されていました。
このレプチンは、脂肪細胞から分泌されるホルモンで、食欲を抑制してくれるメリットがあるのです。
食欲があるのに抑制することは、ストレスになりがちですが、そもそも自然に食欲を抑えてくれる点は見逃せないですね。
成長ホルモン
ご存知の方も多い成長ホルモンは、その名の通り、カラダの回復、筋肉の成長に欠かせないものです。
この成長ホルモンは、22時~2時の間に多量に分泌されるため、この時間帯の就寝をできるだけ確保しましょう。
といっても、22時に寝るのは難しいと言われそうですね。笑
畑も22時にセッションが終わるということもしばしばありますが、なるだけ24時には寝るように意識しています。
成長ホルモンが活性化し筋肉がつくと、代謝があがりダイエットしやすうなります。
今日は睡眠とダイエットの関連性について書いていきました。グレリンとレプチン、成長ホルモン…ホルモンは目に見えない部分ですが、意識したいところですね。
睡眠時間が短かかったり、質がよくない方では、昼寝を15分程度取ることをオススメします。
食べる欲求をコントロールできたり、カラダの回復を上げることができます。
サッカー選手のメッシ選手は、10時間以上必ず毎日寝ているとのこと…ちなみに、〈代謝が高い人ほど寝る時間数は必要〉ですので、筋肉量がある方やアスリートは寝る時間を8時間~9時間取れるように意識してみてください。
畑は平均6.5~7時間…頑張ろう!
くびれ美人代表 畑紀寿