人間のボディは対称的ではありません。
肝臓は右側、胃は左側など、分布が異なり、それぞれ質量が異なります。
肝臓は約1.5kgあるんです。
内臓の質量が左右非対称ということは、筋活動も左右対称ではないということですが、左右非対称が過度になると痛みや動きの偏り、癖など色々障害が出てきます。
本日は約9割の人間に共通する、左右非対称の1つをご紹介したいと思います。
↑約9割の方で、胸郭(胸の部分で、胸骨と肋骨と胸椎を複合したもの)の左側の偏位が存在します。この要因は、先ほどの内臓分布だけでなく、利き手利き脚、日常生活活動が理由であると、私自身は感じています。
右利きの場合、右側の大胸筋、肩甲骨から肋骨外側の過活動、歩行時には右足から踏み出すこと、デスクワークでのマウス使用頻度などの影響からもこの歪みが蓄積化されてきます。
この状態が大きくなったり長期間続くと、左右非対称なくびれができやすく、腰痛などの痛みがでやすくなります。
呼吸効率も上がりにくくなるため、疲労がたまりやすいボディにもつながります。
人のカラダは左右非対称ではありますが、ボディメイク、健康的に見れば、度合いが強くならないようにすることが必要ですね。
くびれ美人代表 畑紀寿