肩甲骨が下がると、ボディメイクだけでなく健康的にもよくありません。
まず肩甲骨が下がると、見た目シルエットでは首が長く見え年をとったように見えます。
肩甲骨が下がると下方回旋という動きが波及してきやすくなります。
↑肩甲骨が下がったり、このように下方回旋してしまうと、肩甲骨の端(肩峰といいます)が下がり、肩関節にストレスを起こしやすくなります。
人間は、腕を頭上に上げる時に、背骨が伸びて肩甲骨が約60°上方に回旋する必要がありますが、肩甲骨がこのように下方回旋してしまうと、マイナスからのスタートとなり60°上がった状態とならず、肩の関節が過剰に動かないといけなくなり負担が大きくなるのです。
さらに肩甲骨が下がると腕神経という太い神経や腋窩神経などを引っ張ってしまいやすく、肩甲骨周り、肩周りに鈍痛を与えることもあります。
重力環境下では、加齢と共に肩甲骨が下がりやすくなりますが、肩甲骨が下がると、このようにボディメイク的にも健康的にも良くないことが起こりやすくなるため、メンテナンスしておきたいところですね。
南青山のパーソナルトレーニングジム くびれ美人代表 畑紀寿
