背骨のねじれバランスを整えること、そして背骨自体の柔軟性を上げることは、膝や股関節、足首の痛みを予防改善する上でとても重要です。
背骨は運動時にかかる衝撃の約7割を緩衝する働きがあり、背骨の柔軟性とバランスが崩れることで、ほかの関節に負担が増します。
背骨は、頸椎と胸椎、腰椎と仙骨尾骨から構成されていて、これらが1つ1つバランスを保ちつつ、可動性があることが大切です。
腰痛に多いケースでは、腰椎に対して胸椎が硬くなっていることが多いのですが、背骨の中でのバランスも整えることで腰痛予防になります。
本日は背骨の柔軟性を上げるストレッチをご紹介します。
↑両肩を床につけたままで、このように背骨を捻っていきます。
背中からわき腹が主に伸びる感覚を持ってください。
呼吸を止めずに、4秒かけて鼻で息を吸って、8秒かけてゆっくり息を吐き出すと筋肉の伸びが上がります。
↑このように肩が床から上がらないように気をつけてください。
↑余裕があれば、両肩をつけたままで、伸ばした足の膝を曲げて太もも前面も伸ばしてみましょう。腰が反りやすくなりますので、おなかに力を入れておいてください。
左右両側の可動域をバランスよくできるように、おこなってみてくださいね。
くびれ美人代表 畑紀寿