膝上のたるみ改善に太もも前面の大腿四頭筋、特に膝上内側の【内側広筋斜走繊維】という筋肉を鍛えることで膝上を美しく見せることができます。
↑この赤丸の部分を特に働かせることが大切ということです。
【トレーニングのポイント】
この赤色の部分のトレーニングは、ジムなどにある膝を伸ばすマシンでは充分ではありません。マシンでは、通常パッドが足首上にあり、そのまま膝を伸ばすと内側広筋というよりも相対的に太もも真ん中の筋肉(大腿直筋)が主に活動してきます。
膝上のたるみ改善のためには、太もも前面真ん中の筋肉ではなく、内側を選択的に働かせることがポイントになります。
選択的トレーニング
では、さっそくその内側広筋斜走繊維を鍛えていくオススメトレーニングをご紹介します。
↑まず両足膝裏に、このように高さを出せるもの(こちらは丸めたマットです)を用意し、膝間にボールを挟みましょう。
この姿勢が開始姿勢です。
↑開始姿勢から、このように膝裏で丸めたマットを押す感覚を持ち、踵を前に見せるように膝を伸ばしていきます。
ポイントは、膝を伸ばすというよりも、膝裏で押すイメージを持つことを意識してください。
ボールを挟みながら、膝を伸ばすことで、膝上内側の筋肉を強く働かせることができます。
片側15~20回を目安に繰り返してみましょう。
【まとめ】
膝上のたるみ改善には、スクワットやランジだけでは足りません。大腿四頭筋、特に内側のこの繊維を鍛えることで美しい膝周りをメイクできてきます。
くびれ美人代表 畑紀寿