部位別トレーニングにはメリットとデメリットがあります。
まずメリットとして、1つの部分にフォーカスできるため、ボディメイクにオススメです。例えば、ヒップアップしたいならばヒップの選択的トレーニングは有効ですし、ヒップでも横側を意識して鍛えるのか、下側のラインを上げることをメインにするのかなどもできます。
デコルテ周りをキレイにしたならば、胸上部を鍛える必要があります。
単にスクワットやベンチプレスをしても、ヒップや胸を鍛えることはできますが、太ももや肩など多くの筋肉を動員するために、相対的なシルエット作りとしては、部位別トレーニングのほうがメリットが大きいといえます。
そんな部位別トレーニングにもデメリットはあります。
単関節種目が部位別トレーニングには多いため、カラダを協調させたい場合などには不向きです。スポーツ動作や日常生活動作の向上などを目的とした場合には、複数の関節をしなやかに使うトレーニングだったり高速度の全身トレーニングのほうがオススメです。
ダイエットならば、部位別トレーニングよりも大きな筋肉を複数使える種目を選び、特に引き締めたい部分がその部分を部位別トレーニングするとよいでしょう。
要約すると、ご自身の目的に沿って、部位別トレーニングを取り入れるのかを考えていくことが大切ということですね。
くびれ美人代表 畑紀寿