「筋肉つけるためには、バーベルを使うような重たいものを持ち上げないといけないんですか?」とのご質問がありましたので、今日はそのことについて書いていきます。
まず、筋肉をつけるためには主に2つの要素、〈物理的ストレス〉と〈科学的ストレス〉が必要になります。
高い負荷を少ない回数反復して追い込むことを、前者の物理的ストレスと呼び、低い負荷を高回数繰り返すことで筋肉をつけていくことを科学的ストレスと呼びます。
〈高重量低反復パターン〉と〈低重量高反復パターン〉によって筋肉がつきやすくなるということです。
この物理的ストレスは、筋力を高めたい場合と筋肥大を狙いたい場合にオススメで、〈物理的ストレス〉の中でも1~3回しか反復できないような、高重量低反復パターンの方が筋力を高めることに長けるものです。
筋肉を肥大させたい男性や筋力を高めたいアスリートでは、物理的ストレスが必要ですが、筋肉の肥大を必要とせず、どちらかというと引き締まった質感程度を好む女性では、体質(外胚葉型、内胚葉型など)にもよりますが、科学的ストレスを意識したトレーニングメインをオススメします。
要約すると、重たいものを持たなくても、科学的ストレスを与えることで筋肉をつけることはできるということです。
くびれ美人代表 畑紀寿