肩こりや頭痛がある方では、頸部と頭部のバランスが崩れていることが多いです。
自律神経が乱れる→姿勢に出る(姿勢が崩れる)→肩こりを感じる
この逆もしかりで、姿勢が崩れる→自律神経が乱れる
この図式も言えます。
頸部と頭部のバランス不良例で1番多いのが、【頸部に対して頭部が前方へ変異している】ということです。
デスクワークなどでPC上を見ようとすると頭が突っ込みやすく、これが定着してくるケースが挙げられます。
今日はその頭部前方変異を改善する簡単エクササイズをご紹介します。
↑まずはこのように骨盤から背骨、後頭骨を壁につけます。
おへそを壁側に引っ込めるように、腹筋に力を入れておきましょう。
腕の重さを軽減することも大切ですので、このように台やクッションなどで腕を脱力させてください。
この上の姿勢が開始姿勢となります。
↑開始姿勢からこのように、目線はやや上を見ながら、後頭骨を壁に沿わせながら顎を引いていきましょう。
顎をうまく引けると、後頭骨が壁に沿いながら上に上がっていきます。
意識してほしい筋肉は、【顎の下、首の前面真ん中の部分】です。
この部分を意識しながら、15回ゆっくりと繰り返してください。
この動作で、頸部から頭部のインナーマッスルを強化でき、アウターマッスルとのバランスが改善しやすくなるため、頭部の前方変異から脱却できます。
パーソナルトレーニングでは、トレーナーが手技で整えますが、このようにある程度セルフでも整えることは可能です。
是非お試しください。
くびれ美人代表 畑紀寿